家庭で美味しいコーヒーを飲むために普及した方法がペーパフィルターによるドリップ法です。
簡単なペーパーフィルターを使う方法が考案され、現在はメリタ式とカリタ式が一般的で中にはサイフォンを使用される方もいらっしゃいます。
ドリッパーの違いで二つの方式に分かれるのですが「一つ穴」のドリッパーは「メリタ式」、「三つ穴」のドリッパーが「カリタ式」と言われています。
コーヒー豆を店に買いに行かれると店員さんから「豆の挽き方はどうしますか」と問われますよね。
一般的にはメリタ方式でドリッパーの穴が一つのものでコーヒーを入れる方法が薦められます。
沸騰させたお湯が95℃に下がるまで待ちペーパーフィルターに入れたコーヒーの粉全体が湿るくらいにお湯を注ぎ20〜30秒程度蒸らし、その後、人数分のお湯を注ぎます。
メリタ式は誰もが簡単に同じようにコーヒーを入れられることを目的としています。
どちらかと言えばサイフォンで入れたような香りが特徴です。
一方のカリタ式はメリタ式のお湯を人数分注ぐのと異なり4〜5回に分けてお湯を注ぐので「ネルドリップ」と同じようなまろやかで深みのあるコーヒーが入れられますが、大変に技術が必要とされ、「入れる人により味が変化」すると言われる程でプロの腕が生かされたコーヒーの入れ方でもあります。
ブラザーズ・コーヒー本店では「ネルドリップ」抽出法でお楽しみ頂けます。
|