クイーンスマトラマンデリンは酸味が少なく、苦味・香り・コクを兼ね備えたコーヒー豆です。
こちらでは、自家焙煎コーヒーの通販を行っているブラザーズ・コーヒーが、スマトラマンデリンの産地や精製方法、風味について解説します。
コーヒーの産地と言えばアフリカや南米が有名ですが、実は東南アジアでも質の高いコーヒーが栽培されています。スマトラマンデリンはインドネシアにあるスマトラ島で栽培されているコーヒーです。スマトラ島に住んでいるマンデリン族が栽培を始めたことから、スマトラマンデリンという名前がつけられました。
スマトラ島の中でもスマトラマンデリンの農園があるのは、一部の限られた場所のみとなっています。生産地として有名なのは、標高1200メートルの場所に位置するリントン地区です。この地区は、雨量が豊富な地域でのみ育てることができるアラビア種の産地として知られています。このエリアには多くのコーヒー農家があり、一年を通してスマトラマンデリンが収穫されているのです。
インドネシアは世界5位以内に入るほどコーヒーの生産量が多いのですが、スマトラマンデリンとして出荷されるアラビア種は全体の生産量のわずか10%という貴重なコーヒーでもあります。
自家焙煎コーヒー豆の通販を行っているブラザーズ・コーヒーでは、クイーンスマトラマンデリンを取り扱っています。深煎りのフルシティローストで、しっかりとコクが感じられるコーヒーです。
スマトラマンデリンはスマトラ島で栽培されているというだけでなく、その精製方法にも特徴があります。スマトラマンデリンはスマトラ式と呼ばれる、ほかでは見られない製法で精製されているコーヒー豆です。
一般的にコーヒーの生豆を精製するときは、収穫したコーヒーチェリーのパーチメント(種子部分の皮)を残した状態で乾燥させ、その後脱穀します。しかしスマトラマンデリンは、パーチメントを取り除いてから乾燥させる製法を取っているのです。このスマトラ式は世界的に見ても珍しいコーヒーの精製方法です。
スマトラマンデリンを含め、インドネシアで精製されたコーヒー豆は、欠点豆をスクリーニングしてコーヒーの格付けがなされます。インドネシア産のコーヒーで一番グレードが高い等級は「G1」です。
ブラザーズ・コーヒーでは、厳選したコーヒー豆を自家焙煎して販売しています。ブラザーズ・コーヒーで取り扱っているスマトラマンデリンは、「クイーンスマトラマンデリン」というマンデリンの中でも最高級のものです。そのほかにも様々な銘柄の商品を自家焙煎して販売しています。
スマトラマンデリンの味の特徴は「しっかりしたコクと苦味」です。とくに深煎りのスマトラマンデリンは重さと深みのあるコクに加え、強めの苦味をしっかり感じられます。
コーヒー豆の中には、深煎りしてしまうことでえぐみが出てしまうものもあるのですが、スマトラマンデリンは深煎りしても、豆本来の持つハーブやシナモンのようなフレーバーをきちんと感じられるのが特徴です。深煎りコーヒーを好む人が多い日本では、深煎りしても豆本来の美味しさが残るスマトラマンデリンは根強い人気があります。
その深いコクと苦味をより楽しむために深煎りにして販売されていることが多いスマトラマンデリンですが、実は浅煎りでも美味しくいただくことができる銘柄です。浅煎りのスマトラマンデリンは、柑橘系の酸味とシナモンのようなフレーバーを持った個性的な味わいになっています。
ブラザーズ・コーヒーで取り扱っている自家焙煎のクイーンスマトラマンデリンは、フルシティローストという深煎り焙煎で、スマトラマンデリンの持つ個性を最大限に引き出しています。苦味のあるコーヒーは目覚めの一杯としてもおすすめです。
数多くあるコーヒーの銘柄の中でも、スマトラマンデリンは酸味が少なく、苦味と香り、そしてコクが楽しめる重厚な味わいです。リフレッシュしたいときの一杯として、日本人に人気があり馴染みのある味わいとなっています。
ブラザーズ・コーヒーでは最高級スマトラマンデリンである「クイーンスマトラマンデリン」をはじめ、様々な銘柄やブレンドコーヒーを自家焙煎して取り扱っています。最高品質の豆のみを厳選していますので、ぜひ一度味わってみてください。
ショップ名 | 本格自家焙煎ブラザーズ・コーヒー |
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